キリンとキリン

なんかよくわからない

「裸」は良曲です

歌:有安杏果

作詞:小谷美紗子

作曲:小谷美紗子

 

ランキング レビュー おすすめ
首 かしげながら みんな 持っているもの
流行りのもの オシャレなもの
ぶら下げたら 安心する

誰も 見向きもしない
宝 掘り当て 酔いしれて
かっこいいもの 本物
ぶら下げたら 戦える

 

でもやっぱり 自分を騙せないね
身体は 素直に 応答する

失くしてしまったもの 本当に欲しいもの
声にできるのなら 裸のままで
誰かに 愛されたい 誰かを 愛してみたい

 

sns ネットトンネル
学校 会社 アイアン鳥籠
どこにいても 誰と会っても
シールドは外せない

悔しいのに笑っていた
気付かないふりをしていた
騒ぎは起こしたくない
弱虫でいる方が楽なんだ

 

だけど 自分を騙せないね
自分自身を スルーできない

なんでなんで?って 怒っている 怯えている
心がまだそこに 居座っているみたいだ
涙は 無様でも いつも湧いている

 

スマートに生きたくて
胸の中 高熱には熱冷まし
冷たい風に 馴染ませていた

本当は哀しくて 本当は許せなくて
リセットできるのなら 裸のままで
誰かに 打ち明けたい 誰かを 信じてみたい

 

なんでなんで?って 怒っている 怯えている
声にできるのなら 素直に泣きたい

失くしてしまったもの 本当に欲しいもの
声にできるのなら 裸のままで
誰かに 許されたい 誰かを 許してみたい



〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜

 

小谷さんは有安といろんな話を聞いて「裸」という曲を生み出した。今となって色々と荒れているのを見ていて、この裸の歌詞の素晴らしさに驚いている。有安さんかい小谷さんにどれだけ心境をさらけ出していたんだ…と… このときはまだグループに在籍している時だし、その時すでにいっぱいいっぱいだったのがわかる。

 

"声にできるのなら 裸のままで
誰かに 愛されたい 誰かを 愛してみたい"

いまソロ活動をし自分の言葉で発言している。言葉のチョイスが不快に感じる方々が多く叩かれ始めている。私は自分の言葉で発言している姿が素晴らしいと思うんだけどな。

 

"誰かに 愛されたい 誰かを 愛してみたい"

ここを彼氏とかの恋愛に捉えている人が多く驚いている。この愛はクリスチャン的な意味合いでは?と思っているんだが

 

"シールドは外せない"

もうこの辺りはグループ在籍時には感じていた。無口なのも素っ気ないのも周囲が求めている言葉や立ち振る舞いが自分の感じた言葉で発すると叩かれたりいじられたりするのが辛かったんだろうな。

 

"本当は哀しくて 本当は許せなくて
リセットできるのなら 裸のままで
誰かに 打ち明けたい 誰かを 信じてみたい"

"声にできるのなら 裸のままで
誰かに 許されたい 誰かを 許してみたい

"

この辺りも愛の話と同様だよなぁ。

 

自分の言葉で発言して理解されず誤解を招く。この苦しみを唄うのは辛いだろうな。でもその方が歌になるんだよ。

 

有安さんが今までとは違いかぎりなく裸になって表現をし、発信している物事が琴線に触れ叩かれている。

 

こんなに人間臭さを感じる有安杏果さん私は好感持てるけどな。