言葉が離れている
ここ連日小谷美紗子さんの「yeh」の話ばかりしている。とはいえ、セルフカバーの「裸」の話ばかりだが… この『yeh』がhp購入で9/18。一般で9/25に発売になったわけだが、発売日から今日まで私はずーっとあることをしてる。
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これで小谷さんのファンが裸を聴いてどう思ったか知りたかった。しかし、裸に関してつぶやくのは有安さんのファンばかりで、小谷さんのファンが裸をいい曲とつぶやいているのを見かけることはなかった。
ん〜
25ひの一般発売後なら一人くらいは小谷さんのファンの方で裸も良かったという人現れるだろうと思っていたが、25日を過ぎても現れないから寂しいなという気持ちがあった。正直なところ。
先行発売で裸を聴いた時、有安さんのコーラスで驚いてしまい数回は冷静に聴けなかったが、あるところからやはり小谷さんが唄うと何だか違う気がしてきた。違うと言っても拒絶的な意味合いではなく、なんとなく違和感くらいのもの。
この違和感の元がわからないがとりあえずアルバムを頭から通しで聴いてみた。
もう小谷さんの世界観に圧倒されるばかり。どの曲を聴いても圧倒的。アルバム一枚全部聴いて思ったのが、「やっぱり裸はこのアルバムの世界観だと何となく違うな」と
繰り返し繰り返しアルバムを聴いてみる。この私の中の違和感が何なのか知りたくて繰り返し聴いてみる。そして小谷さんのファンの方々が裸が良かったと言っていないか検索してみる。そんな日々が続いた。
連日検索しても裸の評価は有安さんのファンからしか出てこない。ここまでくるとおの裸という曲は小谷さんらしくない曲ってことなのかな?とすら思えてくる。
あれ?
そう思ったら何かがスルスルっと解ける感覚になった。
小谷さん自身が作詞作曲もし歌も唄うシンガーソングライター。そんな方が他者へ作詞作曲したとはいえ自身が作った曲を唄ったのに小谷美紗子観では無いなんて凄いことだ。完全に言葉が小谷さんから離れていて人のものになっているということ。どうしたって生み出した人のクセって残るのに完全に小谷さんから離れている。むしろ有安さんのモノになっている。
小谷さんって凄いぃぃぃぃぃ
この裸という曲は小谷さんが生み出してくれたけれど有安さんのオーダーメイド
たしかに有安さんはこの裸を10年20年と歌い続けていく曲を託されたんだな…と改めて素晴らしい曲なんだなと胸がいっぱいになったのである。